2026年4月11日~17日 Windows 365 Community Weekly Newsletter 読解
2026年4月11日〜17日の Windows 365 Community Weekly Newsletter について、読んでいきます。 (元記事はこちら)
Windows 365 Link のベアメタル回復
Windows 365 Link デバイスがまったく起動しなくなったとき、これまでは Microsoft へ返送するしか手がありませんでした。Michael Meier 氏のブログでは、Bare Metal Recovery (BMR) を使って自力で復旧する方法が解説されています。
どんな場面で役立つか
- Intune・Entra ID からデバイスを削除する前にリセットを忘れ、BitLocker 回復キーが取得できなくなった場合
- Windows Update 中の電源断によりデバイスが起動不能になった場合
回復メディアの作成手順
- Microsoft Learn から BMR ソース(必要な言語を含むバリアント)をダウンロードする
- Windows 11 デバイスで「回復ドライブ」アプリを起動する
- 「システム ファイルを回復ドライブにバックアップする」のチェックを外す
- 使用する USB ドライブを選択する(USB メモリ内のデータはすべて消去されるので注意)
- 回復ドライブの準備が完了したら、ダウンロードした .zip 内のファイルをすべて USB ルートにコピーする(上書き確認が出たら承諾)
デバイスの回復手順
- デバイスが完全に起動できない場合は USB メモリから自動的に回復が始まる
- ある程度起動できる場合は WinRE から USB 起動を選択する
- それでも難しければ UEFI 画面(電源ポート下のピンホールボタンでアクセス可)で USB メモリを第一ブートに設定する
USB メモリから起動すると言語選択画面が表示される。「ドライブから回復する」を選び、BitLocker の画面はスキップ、「ファイルを削除するだけ」を選択して実行する。約 20〜30 分後に OOBE(初期セットアップ)画面が現れる。
まとめ
BMR の登場により、壊れた Link デバイスをすばやく自力で復元できるようになりました。デバイスをいちいち Microsoft に返送する必要がなくなり、現場復旧のスピードが大幅に向上します。
詳細は以下の記事で解説されていますので興味があれば見てみてください。
Windows 365 Link Bare Metal Recovery – Mike's MDM Blog
Microsoft Intune 管理センターの Windows 365 ナビゲーション刷新(GA)
2026年4月6日の週に、Microsoft Intune 管理センターにおける新しい Windows 365 のナビゲーション構造が正式リリース(GA)として更新されました。
変更内容
デバイス メニュー配下に Windows 365 クラウド PC の管理 という専用エリアが新設されました。これまでは「デバイスのオンボード」セクションに混在していた Windows 365 のエントリが、縦型ナビゲーションメニューとして整理されています。
影響について
既存の機能・ワークフロー・割り当て・Cloud PC の動作には一切影響しません。UIの場所が変わっただけです。
詳細は以下の記事で解説されていますので興味があれば見てみてください。
What's new – Week of April 6, 2026 (Microsoft Learn)
Windows 365 Reserve のユーザー主導プロビジョニング(パブリック プレビュー)
2026年4月13日の週に、Windows 365 Reserve でユーザー自身が Cloud PC をプロビジョニングできる機能がパブリック プレビューとして公開されました。
そもそも Windows 365 Reserve とは
Windows 365 Reserve とは PC の故障や紛失の際に、同じ構成のクラウド PC を一時的に利用可能にするサービスです。
機能の概要
これまで Reserve Cloud PC のプロビジョニングは管理者が行う必要がありました。ユーザー主導プロビジョニングの機能を使うと、対象ユーザーが Windows App から自分でプロビジョニングを開始できるようになります。
主なユースケース:
- 物理デバイスが故障したとき
- 出張先でデバイスを紛失・忘れたとき
など、緊急時に素早く Cloud PC へのアクセスを確保できます。
管理者側の設定
- デフォルトは無効。管理者が Intune の Windows App 設定から明示的に有効化する必要があります
- Microsoft Entra ID のユーザー グループ単位でスコープを絞れるため、全員に開放する必要はありません
- ポリシー・ライセンス・ガバナンスの管理権限は IT 側に残ります
ダウンタイム削減と管理統制の両立を実現できそうな機能ですね。 詳細は以下の記事で解説されていますので興味があれば見てみてください。
Managing Windows 365 Reserve (Microsoft Learn)
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